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海洋

case11

【導入事例】波浪データによるデータビジュアライゼーション

課題

瀬戸内海の波を感じられる作品をつくりたい

関西国際空港第1ターミナルビル国際線南到着導線、570mの廊下に設置された314個のLEDで瀬戸内海の波を感じられる点灯パターンを生成する展示作品を制作するにあたって、日々刻々と変化する瀬戸内海の波浪情報をリアルタイムで取得することが必要でした。また、制作期間が短いため、すぐに利用できる気象データ提供サービスを探していました。

解決策

波の周期データで表現した瀬戸内の環境と訪日記録とを連動させたLEDライティングパターン

お天気データサイエンスは簡単な手続きですぐに気象データを受信することができ、テキスト変換データもあるのでデータの扱いのハードルも低く、作品の制作に注力することができました。
作品では、波のデータと関西国際空港に海外から入国する飛行機の到着時刻とを連動させたLEDの光で、旅行客の活動を瀬戸内の環境の推移とシンクロさせるデータビジュアライゼーションを表現しました。
沿岸波浪数値予報モデルデータの波の周期、高さのデータから、瀬戸内海のデータを抽出、波の速度と波長を計算し、同じ速さ、長さで光が明滅するようにLEDライティングパターンを作成しました。1個のLEDに注目すると、船の上で感じられる揺れに似た周期を感じ取ることができます。さらに、日の出入りの時間に合わせて海面における太陽の鏡面反射の色も表現しました。一方、フライト情報から、着陸時刻に合わせて、飛行機が着陸して滑走路で減速していく様子を、同じ速度で流れる光の速さで表現しました。
沿岸波浪数値予報モデルデータは約5km格子で、瀬戸内海の地域的な波パターンを得るのに十分な解像度のデータでした。

※展示概要
「瀬戸内」をテーマに表現したメディア芸術展示≪DEEP JAPAN≫
「JAPAN MEDIA ARTS DISTRIBUTED MUSEUM」
日程:令和2年2月16日(日)~3月31日(火)
場所:関西国際空港 第1ターミナルビル国際線南北到着導線

■取材協力

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