活用提案
防災意識と防災拠点
地球温暖化で気象災害が大規模化・多発化してきています。いざという時にできる限り多くの命を救うには、一人ひとりが防災意識を持ち、自らの命はもちろん誰かを助けることができるよう行動しなくてはなりません。
インターネット上では防災情報をすぐに確認することができますが、地域に特化した本当に必要な情報はその地域でしか得られません。どこの斜面がどれくらい崩れるか、どれくらいの雨が降ればどこが浸水するか等、具体的にどのような災害が発生するかはその地域に住む人が日頃から確認しておく必要があります。
いざ災害が発生した(しそうな)時に避難しても、避難所に行ってみたけど物資や情報が得られない、そもそも避難所の許容人数が足りない、福祉避難所やバリアフリーでない、等々、不自由を強いられることが多いのが現状です。
あなたの町の気象予報士や防災士
地域防災に特化した防災拠点がもっとたくさんあればこの問題を解決できるかもしれません。
住民主体の防災は必要なことではありますが、それをフォローする専門的なアドバイスを受けられると良いと思います。
今の地域防災拠点とは別に、平常時は別の業務・サービス提供をしつつ災害発生危険個所を確認し、緊急時は防災情報の提供や避難所としての役割を果たせる施設が町の中にあれば、防災情報や避難設備をより多くの人に提供することができるかもしれません。
まるで町のお医者さんのように、気象予報士や防災士が日頃から住民に防災サービスを提供するようなことが、この災害大国には必要かもしれません。
一つ一つの防災拠点で手軽に防災情報等気象データを利用するためのデータプラットフォームとして、お天気データサイエンスを活用頂ければと思います。
関連気象データ
気象庁データ
レーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV・ドップラー速度GPV
気象レーダーの観測成果であるレーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV及びレーダー毎極座標ドップラー速度GPVのデータです。このデータは、全国合成データ等のプロダクト生成に用いられる基データです。 CSV形式のファイルサイズは天候状況により大きく変動します。
気象庁データ
地域気象観測報(アメダス)
地域気象観測(アメダス)による10分ごとの観測データです。
気象庁データ
地上気象観測1分値
気象官署及び特別地域気象観測所の1分ごとの観測データです。
気象庁データ
統計データ
地上気象観測・地域気象観測(アメダス)・高層気象観測の非即時統計データです。 ※過去データにつきましては、「地上気象観測・アメダス統計データ(10分値・時別値・日別値)」「地上気象観測・アメダス統計データ(旬・月別値)」「高層気象観測統計データ」をご利用ください。
気象庁データ
大雨危険度通知VPRN50
土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布(キキクル)について、二次細分などの地域単位での危険度と変化状況を、10分毎に判定したデータです。※気象庁からは2019年7月10日13時00分初期値のデータより提供開始になっています。
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